■掲示板に戻る■ 全部 1- 101- 201- 301- 401- 501- 601- 701- 801- 最新50
read.cgiの背景⇒
レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
ネガティブブルー厨の愚痴だらけのスレ3
245 :ネガティブ ◆4il/PpRE6A :2012/11/18(日) 22:49:52 ID:0f/bcN5w
ただいま
まず>>243の続きを書くね
俺がその考えに至ったのも、実はきっかけみたいなものがあったんだ
俺はポケスペが3巻までしか出てなかった頃にポケスペにハマった
そしてその時、俺がハマっていた作品の中に、「金田一少年の事件簿」があったんだ
俺はまずそれをドラマ版(堂本剛が金田一一役をやってた奴)からハマって
それで原作にも手を出そうとしたけど、ドラマ版がかなりエグい殺人シーンとかあって
それがちょっと怖かったのもあったんで小説版だけ買って読んでたんだ
小説版なら学校にも気軽に持っていけるって部分もあったけどね
その中の最初の奴に当たる、「オペラ座館新たなる殺人」の犯人の行動に、俺は衝撃を受けた
話すことがややネタバレになるんで申し訳ないとは思うけど、それを下に書くよ
「その小説は読んでないし、読みたいと思ってる」って人は、>>246は飛ばしてね

246 :ネガティブ ◆4il/PpRE6A :2012/11/18(日) 23:36:41 ID:0f/bcN5w
「オペラ座館新たなる殺人」の犯人なんだけど、犯人と分かる前はすごく嫌な感じの奴だったんだ
まわりには常に偉そうな、傍若無人な振る舞いをしていて、時折人の情が無いんじゃないかというような言動を取ることもあった
でもそんな奴が犯人だったと分かった後、それまでの行動はすべて演技だったんだと、その人物は言ったんだ
すべては自分の愛する人を自殺に追いやった人間への復讐のために、自分は悪魔のような人間の演技をしていた
そのために自分の愛する人を死に追いやった連中に取り入り、その内の1人で
自分の愛する人を死に追いやった親玉とも言えるような大嫌いな奴とも親しい間柄になった
それを告白したその人物からは、今までの悪魔のような部分が完全になくなっていて
文字通り「憑き物が落ちた」って感じだったよ
その人は、愛する人が死んだその時から、自分のやることが全部舞台の上の演技のように感じてるとも言ってた
何を食べても、ものを食べる演技のように味がしない、どんな強い酒を飲んでも、演技で酒を飲んでるように酔えない
その言葉が、俺にとってかなり印象的だった
しかもその人の行動が演技じゃないかってことは、金田一も薄々感づいていたらしいんだ
そのきっかけは、作中に登場する画家がその犯人の絵を描いていて
その絵がとても優しそうな人物の絵として描かれていたのを見たかららしい
その絵を見て、自分たちの前であんな悪態ついてた人と、その絵のその人が一致しないと考えて
金田一はその画家にそれを聞いてみたんだ
そしたらその画家は、「この絵の姿がその人の本当の姿なんだ」って言ったらしいんだよ
そして、実際にその人の態度は全部演技で、本当は死んだ恋人をいつまでも愛し続けていて
そのために恋人を自殺に追い込んだ奴らへの復讐のために生きてきた、一途である意味純粋な人だった
「ある意味」って表現を使ったのは、復讐の手段が「殺人」というものだったという
社会的には許されない形をとったからなんだけどね

247 :ネガティブ ◆4il/PpRE6A :2012/11/18(日) 23:40:39 ID:0f/bcN5w
それを今の流行りの作品のキャラで言うなら、「BLEACH」の「市丸ギン」がそれに近いかもしれない
彼も「松本乱菊」というキャラクターのために
乱菊から大切なもの(おそらく、乱菊の魂の欠片だと思う)を奪った「藍染惣右介」という悪人に
憎い、殺してやりたいって思いを押し殺して取り入り、彼に気に入られるようにまでなって
藍染の能力の弱点を探しながら強くなろうとし、そしてまわりにそれを感づかれないようにするために
何を考えてるのか分からない、そしてどこか嫌な奴といった印象をまわりに与えていた
一部の人はその設定を陳腐だとか言って笑いそうだけど、俺はそんな市丸ギンにも衝撃を受けたよ
もともとBLEACHは好きな作品だった
でも単行本もアニメも断片的にしか見てないような形だったんだ
その時は市丸ギンをただの嫌な奴だとしか思ってなかったんだ
初めて彼を見た話が、「朽木ルキア」というキャラクターに対して非情なことを言ってる場面だったからね
だからこのキャラクターが人気がある理由がよく分からなかった
それがいつしか、「13kmや」という形でネタキャラ扱いされてる
それを知りたくて、その辺りを読んでて、確かに「13kmや」のところは
「すごいんだかすごくないんだかよく分からない」って感じてネタにはしてたけど
彼の本当の目的を知った時には、「なんて一途なキャラなんだろう」って衝撃を受けて好きになってた
思えば藍染と共に逃げる時に、乱菊に対して「ごめんな」って言ってるシーンも見てたけど
確かにその時にちょっと違和感のようなものを感じてた
ルキアに対してはあんなに嫌な奴だったのに、何で乱菊に対してここで謝ってるんだろうって感じたよ
その後で昔ギンと乱菊は一緒に暮らしてたって話を聞いたから、それでなのかと思ってて
「乱菊に謝ったのは、乱菊に対しては少し情が残ってたのかな」と思ってた
でもその時は、ルキアに酷いことを言っていたのを知ってた部分があったから
やっぱり好きになれない奴、むしろ嫌いなタイプと思っていた
それが彼の本当の目的を知った時に、すべてひっくり返った
今ではルキアに対してあんな言動をとったのは、ルキアが処刑されるって場面だったから
せめて死ぬ時にこの世に未練を残さないようにという彼なりの優しさだったのかもしれないなんて
勝手に思っていたりしているくらいだよ

248 :ネガティブ ◆4il/PpRE6A :2012/11/18(日) 23:42:16 ID:0f/bcN5w
>>246では慎重に書いていたのに、>>247で思いっきりBLEACHのネタバレを書いてごめん
BLEACHをこれから読もうと思っている人は、>>247も読み飛ばしてね
と言っても、もう遅いのかもしれないけど
ごめんね、先に言っておけばよかった

249 :ネガティブ ◆4il/PpRE6A :2012/11/19(月) 00:15:32 ID:wTdQqVmY
その上で話の続きを書くのは申し訳ないとは思うけど、続きを書くよ
その「目的のために自分を偽り、まわりに嫌な奴だという印象を与えて
まわりの目を欺いて目的を果たそうとする」キャラを見て
ブルーももしかしてこれに該当するんじゃないかと思ったんだ
いや、該当したらいいなって願望があったと言った方が正しいかもしれない
そこから、俺は「1章の頃のブルーの言動は、皆まわりを欺くための演技だ」
と思うようになっていった
そうしてブルーの1章の頃の行動をすべて正当化しようとしていたんだ
今となっては、それが間違いだったと気がついたけど
基本的に他の人達は、「ブルーはああいうことを楽しんでやってた」と捉えてて
日下先生も「ブルーは峰不二子の子供版」と発言しているところからすると
やっぱり俺の見方はどこかおかしかった
ブルーのことを見ているようで、見ていなかった
それに気がつくきっかけが、日下先生の「ブルーは峰不二子の子供版」発言なのかもな
「謎の女」という意味で言ったのかもしれないけど、世間一般の峰不二子のイメージは
「お金やお宝が大好きで、そのためにならどんな男とも寝れる」とか
「ルパン一味を弄び、味方することも多いけど、最後にはルパンたちが手に入れたお宝を盗んで去る」とか
そんな「悪女」「魔性の女」って感じのものばかりなんだよな
いわゆる、「守銭奴でビッチなキャラ」ってイメージだ
それ故に俺は、その発言を見た時は目を疑ったよ
そんな、二次創作のブルーの設定が好きな連中を喜ばせるような発言をしたのか、ってね
それで俺の中の「原作のブルー」だと信じて疑わなかった設定を疑い出した
そしたらボロが次から次へと出てきて、俺は「自分にとって都合のいい設定のブルー」を
「原作のブルー」だと思い込んでいたことに気づいたんだ
そのボロの発端が、「1章の頃のブルーの行動を何か理由をつけて正当化していた」だったんだ
それに気がついて、それでも何かに縋りたくて、ネットを漁った
でも出てくるのは、自分の中のブルーを否定するかのようなものばかり
というより、「ブルーは守銭奴でビッチで悪事を行なっても反省しないキャラ」って認識を
肯定するような文章ばかりだった
最後の悪あがきにと、ふたばちゃんねるで「ブルーは守銭奴でビッチで反省しないキャラだ」
って形でスレを立てて、その内容を否定する人を待ち続けた
でもそんな人は1人もいなかった
ここのスレの人達は味方になってくれているけど、それでも多数派はやっぱりあっちで
俺は力を持たないただの少数派でしかない
その現実に気がついた
だから俺はもうこれで見切りをつけたよ
ブルーからも、ポケスペからも離れる

513 KB [ えむちゃん.jp 59000HIT 突破! ]
続きを読む

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
名前: E-mail(省略可)




0ch BBS 2006-02-27 + m-ch 2006-04-27