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ネガティブブルー厨の愚痴だらけのスレ3
246 :ネガティブ ◆4il/PpRE6A :2012/11/18(日) 23:36:41 ID:0f/bcN5w
「オペラ座館新たなる殺人」の犯人なんだけど、犯人と分かる前はすごく嫌な感じの奴だったんだ
まわりには常に偉そうな、傍若無人な振る舞いをしていて、時折人の情が無いんじゃないかというような言動を取ることもあった
でもそんな奴が犯人だったと分かった後、それまでの行動はすべて演技だったんだと、その人物は言ったんだ
すべては自分の愛する人を自殺に追いやった人間への復讐のために、自分は悪魔のような人間の演技をしていた
そのために自分の愛する人を死に追いやった連中に取り入り、その内の1人で
自分の愛する人を死に追いやった親玉とも言えるような大嫌いな奴とも親しい間柄になった
それを告白したその人物からは、今までの悪魔のような部分が完全になくなっていて
文字通り「憑き物が落ちた」って感じだったよ
その人は、愛する人が死んだその時から、自分のやることが全部舞台の上の演技のように感じてるとも言ってた
何を食べても、ものを食べる演技のように味がしない、どんな強い酒を飲んでも、演技で酒を飲んでるように酔えない
その言葉が、俺にとってかなり印象的だった
しかもその人の行動が演技じゃないかってことは、金田一も薄々感づいていたらしいんだ
そのきっかけは、作中に登場する画家がその犯人の絵を描いていて
その絵がとても優しそうな人物の絵として描かれていたのを見たかららしい
その絵を見て、自分たちの前であんな悪態ついてた人と、その絵のその人が一致しないと考えて
金田一はその画家にそれを聞いてみたんだ
そしたらその画家は、「この絵の姿がその人の本当の姿なんだ」って言ったらしいんだよ
そして、実際にその人の態度は全部演技で、本当は死んだ恋人をいつまでも愛し続けていて
そのために恋人を自殺に追い込んだ奴らへの復讐のために生きてきた、一途である意味純粋な人だった
「ある意味」って表現を使ったのは、復讐の手段が「殺人」というものだったという
社会的には許されない形をとったからなんだけどね

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